| ルームキット・インタビュー企画6回目の今回も前回と同じくスタッフ出張編です。テレビなどの放映でご存知の方も多いと思いますが、今回は兵庫県伊丹市の畳屋さん「株式会社TTNコーポレーション」さんにお邪魔です。事務所と工場が併設している活気あふれる会社です。今回は急遽決まった突撃インタビュー!どんなお話が聞けるか楽しみです。
こんにちは。先日は神戸の当社にお越しいただきまして有難うございました。今日は、商品の説明を受けるだけの予定でしたが・・・・急遽「突撃インタビュー」させていただくことになりましたので宜しくお願いします(^^;;)
ええ!喜んで♪当社は工場と事務所が併設されているのですが、こちらの工場は24時間フル稼働の工場です。テレビの番組でも紹介されたのですが24時間稼動によって飲食店さんなどから商品の注文や畳の表替えなどのご注文を多くいただくようになりました。こちらが事務所になりますのでどうぞ♪
おお!事務所の入り口の門構え・・和風ですごいじゃないですか。
有難うございます。当社ではこちらの事務所でお客様の接客もしているのですがお客様からの評判も凄く良いんですよ。
入った瞬間に御社の雰囲気が伝わってきますね。TTNさんは創立70年とのことですが、会社の沿革をお聞かせ願えますか?
昭和9年5月に兵庫県宝塚市で「畳福」として創業したのが始まりです。その後、昭和33年5月に「辻野畳店」に名称を変更し、平成元年「株式会社ツジノ畳内装」を設立し平成5年「株式会社TTNコーポレーション」に社名変更しました。今は従業員が260名ほどいますが、元は小さな個人商店から始まりました。
やはり会社が大きく成長したのは24時間体制の影響が大きいですか?
そうですね。24時間体制になったことで、居酒屋さんなどの飲食店さんや旅館関係など多くの方から支持いただきまして畳の日産枚数では1500枚・襖の日産枚数で1000枚になりました。では、ショールームへ行きましょうか。
〔ショールームにて〕
この機織機のような機械は何ですか?
こちらの機械は、畳表を作る機械です。職人の作る高級畳表は今でもこのような機械で作っているんですよ
ちなみに畳種類はたくさんがありますが、高級品と廉価品の違いってどこなんですか?
こちらの「黄金畳」をご覧下さい。畳表には、約4000本〜7000本のイ草が使われており、こちらの「黄金畳」で7000本使用され通常の畳表では約4000本使われており、よいイ草は茎に変色や病気、傷などが無く根元から先端まで充実し1本1本の太さや色が揃っています。こちらのイ草の藁を見ていただきたいのですが、このように長さが違いが出ていますよね。この長さが長いほど希少価値のあるイ草なんですよ。こちらの黄金畳の畳表は希少価値の高い農林水産祭最高賞受賞をはじめ数々の優秀な賞を受賞した生産者限定の逸品を使っています。産地では土作りから刈入れ後の熟成乾燥まで丁寧につくり肌触りのよい絹のような畳表に仕上げています。また畳床も最高級品の国産高級わら床を使い職人が一枚一枚手作業で作り上げています。そのためご注文後3ヶ月〜半年を要しますが最高の畳が出来上がります。
こちらの商品は、新しい感じの商品ですが?
こちらは、有名なインテリアショップさんとのコラボレーション商品で来年の初頭に販売します。今までにない新しい感覚の畳商品の開発もしているのですが畳の全てをしっている利点を活かし現在にあった商品開発をしています。海外のデザイナーなどに取り上げられたので欧米の方々にも畳の良さを知っていただいています。また来年のミラノサローネにも新しい畳を紹介する予定です。
欧米での日本文化が昨今人気ですが畳の良さを知っていただけて日本人として誇り高いですよね。
では工場にご案内します。
〔工場にて〕
こちらが工場になります。24時間フル稼働なので職人さんも交代制で勤務しています。
先ほどショールームで見た機械と違って自動化されてますね。
そうですね。自動化されている場面も多くあります。しかしながら職人の手作業による工程も多くあります。畳床はこちらですが、稲わらを何層にも重ねて圧縮しながら縫い上げているのですが30キロのわらを40cmまで積み上げたもの5cmまで圧縮して縫いつけています。そのため畳は耐久性・弾力性・吸放湿性・断熱・保温性の点で優れています。今ちょうど厚生労働大臣認定の畳製作一級技能士の職人さんが釘打ちをしています。じつは当社の社長も畳製作一級技能士の資格をもっているのですよ。畳屋さんは運送業あがりの方も非常に多い業界ですが、当社は社長自ら職人なので、製品に対するこだわりはどこにも負けません。また、当社ではお客様に良い提案が出来るよう社員は畳制作〜補修など全ての業務を一度経験します。
もしかして中谷さんも畳をつくれるのですか?
(笑)ええ出来ますよ♪やはり現場を経験しておくとモノづくりに対するこだわりや情熱をお客様にご提案できて良い経験になります。こちらは襖の張替え作業です。
正直なところ凄くボロボロのもありますが・・・
そうなんですが、長年大事に使われていたものを再生させるのも私たちの大事な仕事です。ほんとは新しいもの買っていただきたいのですが商売が下手なので(笑)
今日は本当に急なインタビューでしたが有難うございました。 |